まいど!元、福祉系で働いていた、めいたく(@floor0429)です。
日々の業務をしていた中で介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)、理学療法士でも意外と知らない車椅子のことを書いてみたいと思います。
車椅子といえば誰しも一度は見た事あると思います。種類を大きく分けると標準型、リクライニング型、電動と分けられます。
知らなかった点
知らないことが多い順に並べてみました。あくまでぼくが7年携わっていた体感です。
- 電動車椅子は道交法で歩行者扱い
- 肘が跳ね上がる
- 足が外に開いて取れる
- 車などへ入れるのに小さくなる
- 標準型の車椅子にヘッドレストが取り付けられる
車椅子の説明時、特にびっくりされる5点を挙げました。もちろん上記に書いたのが出来ない機種もあります。
今ではこういったことが出来ないのを使用していると、身体状況的にどうなの?って思うくらい多機能型が主流になっています。
病院に行くためにしか使わないから多機能型までいらない人もいます。でも常に使っている人は多機能型のが絶対にいい。
電動車椅子は歩行者扱い
やっぱり一番びっくりされるのはこの「電動車椅子は歩行者扱いということ。電動車椅子というのも呼び方は変わりますが電動カートも歩行者扱いです。
電動カートというより電動4輪カートと言った方がしっくりくるかな。人によって呼び方が違ったりするんです。
歩行者扱いってどういうこと?ってそのまんまなんですね。歩道があるところでは歩道を通らないといけない。車道を走っていたら違反なんですね。
車を運転する人は分かると思いますが、電動カートが車道を走っているとめちゃくちゃ邪魔ですよね。それに乗っているのは高齢者が多いことがほとんど。
世間ではそういったのを注意したり、どうなの?って話をしていると「邪魔とか言ってはダメ」という風潮があります。
そういう人に何か言われたときは、ちゃんと教えてあげます。悪いのは電動カートの方だと。すると「そうはいってもねー」って言われる。この反応されるのは分かっているのでいつも笑えてきます(笑)
世の中の道は我が道
歩道があるのに車道を走っている人を見て、歩道が走れないのか?と見てみると走れるんですね。
確かに歩道から車道への出るところが斜めになっているからデコボコしていて走りづらいのは分かります。これも考えなけりゃいけない部分です。
だからって道交法を守らない理由にはなりませんよね。この車道は自分だけの道って勘違いしているのもみます。
車道の真ん中を走っている電動カートをみるとヤレヤレです。1車線しかない場合はクラクションを鳴らします。だって危ないんだもん。
さんざん言ってきていますが、歩行者ですからね。歩行者が車道の真ん中を歩いていたらそりゃ危なくてクラクションを鳴らしますよ。
一番怖いのが改造をしている電動カート。めちゃくちゃ早いんです。ほとんどの電動カートは時速6kmまでしか出ないようにしてあります。
それを改造して倍近くまで出るようにしてあります。大容量バッテリーをつなげてスピードを出すようにしています。
少しの知識があればこれくらいは簡単に出来るのも問題ですが、仕方がない。人間が作ったものだから。
乗っている人の意識の問題
乗っている人は電動カートを利用しないといけない身体状態なので、結構ちやほやされています。しかも免許を返納したから車を運転していた人も多い。
確かに返納してしょんぼりしている人が、電動カートに乗って意欲があがるのは分かります。でもちゃんとルールは守って乗ってください。
家族はちゃんとルールを守らせてください。同情して可哀想って思って見ている人もいて、守らなくてもいい、ルールを知らない人が多い。
スーパーやショッピングセンターへ
電動車椅子は基本どこへでも入ることが出来ます。でも電動カートは歩行者扱いながら中まで入ることが出来ないことが多い。それはそこルールなので仕方がない。
その理由としては電動カートが入るスペースがないことがほとんどです。そういった場合はそこの車椅子を借りましょう。
借りるのも少し問題はありますがそこは仕方ないですね。
まとめ
さて、これらのことのどこまで知っていましたか?全部知っていた人は素直にスゴイと思います。拍手したいです!
本当、資格を持っている人でも知らない人が多いのにはビックリです。それでわたしのが知っているのよ的な顔をされることが多々あります。
ヤレヤレっていつも思っています(笑)最後は愚痴みたくなったぞ!紹介した内容を覚えた人はドヤ顔出来るレベルだと思います。
どこかでサラッと知識を出してカッコよく決めてみてくださいね!
ゆるくいこー。
参考になればシェア、フォローしてもらうと嬉しいです。