「君の名は。」は涙活に最高の映画、初めて涙を流した・・・

まいど!めいたく(@floor0429)です。

やっと観ることが出来た「君の名は。」です。ぼくはRADWIMPSを好きでインディーズ時代からずっと聞いています。

そんなRADWIMPSが映画の中で使われる音楽を全部手がけてるという映画「君の名は。」は絶対に映画館で観ないとダメだと思ってました。

相方と観た後の感想は2人同時に「もう一回観たい」でした。良すぎです。「新海監督天才や!」って思いましたもん。

そしてぼくは最後に泣きました。映画館で涙を流したことなんて1度もないのに泣いてしまった。そんな最高の映画の感想を書きます。

「君の名は。」の話の流れは

「体が入れ替わる」というのは予告で分かるからいいけど、それ以外の事前情報は全く入れずに行った方が絶対にいいので100%楽しみたい人はここから先は読まない方が無難です。

ネタバレがあったとしても表現しきれないくらいめちゃくちゃいい映画なので、読み進めてもどっちでも!

体が入れ替わる、それも「高校生の男子(瀧)と女子(三葉)が」ってなんだかどっかで聞いたことがある話です。これを聞いたときにありふれた感じだろうなと。

よくありがちな体の作りの違いでビックリしてお互いがお互いの・・・(照)って感じかなと思ってました。

少しだけそういったところがあるけどそれを笑いに持っていってるのがうまいなぁって感心しました。

お互いが入れ替わっているときに、片方で事件が起きそれを解決する。それが終わったら次と順番にそんなことが起こっていくのかなと思ったら、そんな部分は一気に省略して描かれていました。

それもダイジェストみたいに簡単に、それも面白可笑しく進んでいきました。「ええー!?ここをそんなすっ飛ばしたらどこを描くの?」って思うくらいに気持ち良くすっ飛ばされました。

細かく計算されている

お互いの日常と、今置かれている自分たちの現状を分かりやすく説明されているのが前半の1時間でした。ここまであっという間です。

本当に気づいたら1時間経っていました。こんなに時間を忘れる映画はありません。飲み物のペース配分をする為に時間を見たら1時間経ってたというね。

ビックリしたのは背景の描写です。ここまで細かく描くの?というところまで描かれている。普通に置いてある本のタイトルや雑居ビルの看板とか細かい。

ぼくが中学ー高校時代によく見ていた、超常現象などの雑誌「月刊ムー」が懐かしすぎてホッコリしたり、アニメなのにぼくたちが過ごしている世界を見たまんま表現されているのが感動モノです。

言葉を発して分かってもらうんじゃなくて、指輪を見せて分かるでしょ?って語りかけてくる。友人の会話から想像力を膨らませられたりさせてくる。

父親を説得するのも、三葉の体の俺じゃダメで本人じゃないとダメなんだけど「あーこういう風に結果なったんだな」とか、ここは観ないと説明が難しいところ。

具体的には奥寺先輩やテッシーとサヤちんの会話から三葉はテッシーとはなんともないんだとかね。

今の時代のスマートフォンも重要な役割を果たしているし、そこにもファンタジー要素を含ませている。

地域性も肝心

舞台となるのが都会と田舎なんだけど、都会は東京です。田舎はというと岐阜県の飛騨高山が舞台。

ぼくが住む三重県と同じ東海地方で、岐阜県にも住んでいたことがあるので言葉のイントネーションがめちゃくちゃ自然に入ってきました。

ようは訛り(なまり)ですよね。これが三重県のぼくが住む地域にスゴく似ていてビックリでした。

都会の描写は少なめですが、電車が並走するシーンでは、並走する電車の中が見えてその電車がそのまま離れていくところなんか、「あーあるある」って田舎者のぼくでも分かってちょっと嬉しかった(笑)

RADWIMPSの音楽がヤバイ

最初からRADの曲がかかるんだけど、その次に曲がかかるところは後半の最初、1時間経ったところなんですよね。その場面は重要な場面なんだけど曲がかかった瞬間に

涙がドバッと溢れてきました。どういう場面かは書かないけれども、曲がかかるので分かるはず。

ぶっちゃけそれまでは、泣ける映画だとか聞いてたけどどこに泣ける要素があるんかなって不思議でした。でもそれを突き破るのは突然にやってくる。

今思い出すだけでもマジで泣けてくる。めちゃくちゃ曲と情景が合いまくってるんですよね。歌詞もそうなんだけど曲調もこれ以上ありません。

曲の中でもAメロやBメロ、サビと本当にあっているところを使っています。確かにこの映画の合わせて曲を作ったんだから当たり前だけど、それにしても心のど真ん中に突き刺さるのは何なのって感じ。

どんな場面でも曲がかかるところというのは涙腺がやべぇーっす。野田洋次郎くんあなた最高だよ!

気になった音楽

少し気になったのが映画の中でかかる音楽はボーカルの音を大きくしているのかなって思いました。

おそらく意図的にボーカルの音を大きくして歌詞と本編との連動性を強調したかったんだと思いました。この辺の配慮もスゴイって思います。

音楽あっての映画でもあるのが分かります。非常に重要なことです。

RADWIMPSの他のアルバムなどの曲はもっとボーカルと楽器との融合性は高いので気になりました。

残酷ところは本当に心が痛い

映画の前半の中で高校の授業の内容で「黄昏時」を説明していたことが後で分かります。ここが残酷でした。

手にマジックで書くシーンがあるんだけど、「ええーなんでやー(泣)」て悲しくなりました。ひどいやないか新海監督!!と叫びたくなった。その後のメッセージでウルウル・・。

電話をしても留守電になるし、どうしたんだろうと思っていて真相が分かって残酷すぎ。嘘であってくれーって思ったよ。

どうすんだろうっていうのからの展開が思ってもいなくてぐいぐい引き込まれていきました。すでに引き込まれてるんだけどね!

声優さんのスゴさ

声優さんのスゴさを実感しました。本職の声優さんは分かるんですが、結構有名な人が声優で参加しています。

  • 立花 瀧・・・神木隆之介
  • 奥寺ミキ・・・長澤まさみ
  • 宮水一葉・・・市原悦子
  • 宮水四葉・・・谷花音

本職で声優さん以外ではこんなところです。特徴ある声を持っている人たちです。アニメを観るときには、このキャラはこの人の声だなって思って観ています。

ですがそんなことを考える隙もなくて声優の声がスッと入ってきていました。誰がやっているっていうことなんて関係ないって思っていたんですよ。

登場人物のキャラの声優をやっている俳優・女優のイメージも入ってくると思うんですよね。誰がやっているか考えないってことはこういったイメージもないわけです。

イメージがないってことは、声優が先に立つんじゃなくてキャラが先に立つからいらない情報はシャットアウトされていきます。

それほどハマリ役がかりで、声優陣のスゴさが分かるのではないでしょうか。

少しほっこりした

ちょっとほっこりしたのが、映画終わりのエンドロールを観ていたときに見つけた名前があります。それは

RADWIMPSのギターの桑原彰とベースの武田祐介が声優として参加していたことです。見間違いじゃないよね・・?

こそっと見つけました!ドラムスの山口智史は病気で休養中なので出ていなかったんでしょうね。名前は見つけられませんでした。

もちろんRADのメンバーがどの声優をやってたかなんて分かりませんけどね!

伏線の張り方がうますぎる

伏線をいたるところに張り巡らされているのが分かります。重要なところではカレンダーとかスマホの日付とか。

後、超重要なのが組紐です。この組紐がどうつながっていくのかは全く見当がつきませんでしたが、思い出すと泣けてくるよ・・・(泣)

本当に思い出すと泣けてくるシーンが多くて困ります。嬉しい悲鳴ってやつですね。

クライマックスへ向けて

泣けるところは最初の1時間は全くない!でもそこからはイキナリきます。ポイントとしてはRADWIMPSの曲がかかるところ。

それ以外でもぼくの頭の中で思いを張り巡らせて想像して泣いちゃいます。こう書いていても色々想像してしまって泣ける。

見終わって思うのが予告編とかCMで思いっきり重要なセリフって言いまくってるなと思います。この言葉にはこんな意味が、このシーンで使われていたんだと楽しいです。

新海監督の感情のもて遊び方がスゴイもっともて遊んで〜〜って言いたくなる。反面、悔しかったりします。うますぎでしょ・・・本当天才だよこの人。

色んなシーンが心に残っているけど、このポスターはスゴく深くて一番好きです。最後の三葉の顔を思い出すだけで今でも泣けます。

最後のシーンはトリハダもんだと思います。思いっきりトリハダ立てて泣いちゃってください!

まとめ

涙活をしてストレスを解消しよう。と言いましたが、この映画「君の名は。」を観ることで簡単に涙活出来ちゃいます。おそらく涙なしでは観れないはず。

涙活(るいかつ)とは意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことである。寺井広樹によって考案、提唱された言葉である。

via: 涙活 – Wikipedia

本当に素晴らしい映画です。間違いなくDVDは購入することでしょう。映画を見終わってから宣材、ポスターやCMとか見てみると新しい発見があったりして楽しいです。

でかいスクリーンで観れるのって映画館しかないから観てないと損するよ!超オススメ映画です!

RADWIMPSの音楽がなければ、この世界観も出せなかったと思います。いい音楽だなぁ〜さすがです。

ゆるくいこー。

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