進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 実写版【前編】鑑賞してきた!残念だった点、よかった点は?

公開から3週間遅れましたが、やっと映画をみました。

【進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 】

大人気マンガの実写版です。原作は別冊月刊マガジンで、連載中の話まで全部読んでますが、この実写映画に対する前評判とかあらすじや評価、レビューなんかの予備情報は全く入れずに鑑賞してきました。そうすることで、他者の意見が入ることなく自分だけの評価、感想になるからです。誰もお前のなんて知りたくねーよって方はブラウザを閉じちゃってくださいね。(多少のネタバレはあります)

基本映画は少しでもお得に観たいので、今回も例に漏れずレイトショー。田舎だし、公開から3週間経っているからかお客さんは6人。

2015−08−24−1

一緒に行った相方と自分たちを含めたら8名。130名入る劇場で8名はなかなか爽快、快適だったのですが、空調が止まって最後の30分程度は暑かったのが残念でした。

見終わった後の最初の一言。

「大事な設定がなくなってるやん。そこはいじったらあかんやろ」

これが最初の一言。相方と、しめし合わせたわけでもないのに、全く同じ意見でした。一番の見所でもあるエレンを守るミカサっていう図が崩れている点が、まずはおかしい。他にもツッコミ所満載だなって。

どうなの?ってところ

一番有名なシーンの超大型巨人が現れて、足で蹴破るところなんかも象徴的。足で蹴破っている場所は原作では、門なんですよね。劇場版では壁そのものを蹴破っている。巨人には壁が壊せないという大前提がないこと。なぜ壊せないかは、原作をみれば分かりますが、ココかなり重要ですよね?そして空いた穴を、穴の上の壁を爆破して崩して塞ごうっていうところなんかも、原作にはない。鎧の巨人は出ていない。立体機動装置に関しては、使用する場面がかなり遅い。リヴァイの代わり?で映画オリジナルキャラの「シキシマ」なんかは、何で傍観してんの?意味わかんない。強いのは分かるけど、一人で全部倒せるみたいな設定はどうなのかなって思った。

芝居のうまい人は多かったから、まだよかった。それにしても石原さとみはモロに原作のハンジにそのものだったから演技力半端なかったなぁ。でも役割というか調査兵団での立場的な位置はちょっと違う。ピエール瀧の役所は、幼少期からエレン達を知る、原作のハンネスさんってところでしょうか、重要な言葉を発してて、後編に繋がる言葉だったと思いますねぇ。

楽しみ方は巨人にある?

原作を拭いきれない場合の、楽しみ方を考えてみます。よかった点というか見所があるとするならば、巨人です巨人。この巨人、おそらくですが、芸人や有名人をモデルに作っていると思うんですよね。あ、この巨人は、芸人の誰だーっ、有名人の誰だーってのがたくさんいました。似ている人を探すっていう楽しみ方もありだと思うんです(笑)

この楽しみ方は、パッケージ化してから何度も見直して探していけばいいかなって。探すためだけに映画を何度も観るのはお金かかって仕方ないです。お金持ちの方は別として(笑)似ているって話は、話題としても優秀なんじゃないかと。クオリティは凄く高いです。

まとめ

「設定と世界観を、原作に似せて作った別物」と考えてみれば、非常に優れた作品であると言える。エグくてグロい場面が結構頻繁に出てくるのでR12指定は分かります。そういうのがダメな人は観ると夢に出てくるかもしれないので、気をつけて見たほうがいいと思います。役柄と芝居が、しっくりきてたのは、エレン、アルミン、ハンジ、ソウダ、ジャンですね。一番ダメで違和感ありまくりだったのはサシャでした。

まだ前編を観ただけなので、後編で納得できる形になるかもですが、以上で
前編を観た感想でした。もちろん後編も観に行くでー!

『後編の感想はこっち』

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド 実写版【後編】鑑賞してきた!期待通りに外してくれた!

ゆるくいこー。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。