めいたくハウスへようこそ! かちこ(@kachiko_0712)です。
紅葉、見たいなー。近場でふらっと行けるところは・・・と考えていたら思い出した場所があり、行ってきました。
三重県津市高野尾町にある【 レッドヒル ヒーサーの森 】です。
三重県津市の 株式会社 赤塚植物園 が所有している森の一部を里山として整備、公開している里山庭園です。
約130,000㎡の森のうち、約60,000㎡が公開されています・・・って めちゃめちゃ広い!
過去記事高野尾花街道「朝津味(あさつみ)」は地の物がたくさんで興味をそそられる場所だったでも少し触れているのですが、中に入ったことはありませんでした。
春に行くのが良いと聞いてたけど、森になってるから紅葉もきれいに違いない!
聞いた通り 春は見所いっぱいな施設だと感じましたが、冬でも森の中は「暖かく包まれている」ような居心地のいい場所で想像以上に良かった!
写真撮影OKな施設なのでたくさん撮りました(^^)わたしが見てきた景色の一部を紹介します。
【 レッドヒル ヒーサーの森 】施設情報
住所:三重県津市高野尾町2877
TEL:059-230-7789
開園時間:9:30〜17:00(入園は閉館1時間前まで) ※季節により変動あり
定休日:毎週木曜日 ※木曜が祝祭日の際は変更される可能性あり
里山維持協力費(入園料のことです):800円〜1200円 / 中高生400円〜600円
※小学生以下無料(保護者同伴に限り、大人1名につき子供2名まで無料)
こちらの情報は2019年12月時点の情報です。
里山維持協力費(入園料)は季節により変動します。わたしが行った12月は800円でした。
当日に限り、何度でも入園可能です。
【 レッドヒル ヒーサーの森 】園内の様子
園内は少なくても1時間はかかります。最終入園は閉園の1時間前になっているので、余裕を持って行きましょう。
こちらから階段を上って行ってもいいし、
車椅子やベビーカーの方はスロープで上がることも可能です。
上がったところに小さな建物があるのでそちらで里山維持協力費を払います。
右側はショップ入口です。
受付とショップの入口横に園内MAPがあります。忘れずもらっておきましょう。
MAPに1から22まで数字がふってあります・・・思ってたより相当広いぞ(汗)
数字の他に「フォトスポット」の案内も載っています。
園内MAPの他に、今の時期におすすめの草花と 植物紹介のQRコードがついた「おすすめQR MAP」もありました。QRコードを読み取るとおすすめ植物の豆知識を見ることができます。
木々に囲まれて小鳥のさえずりが響く園内
エントランスから中に進んで初めに現れるのが「ウエルカムガーデン」という花壇。クリスマスの装飾がされていました。
園内入ってすぐ「どこかに仕込んでる? 」と思うくらいの鳥のさえずりが聞こえます。
「スイレン池」にフォトスポットがあります。
スイレンの開花時期に来ると、フレームの中は絵画のようだと想像できる景色ですね。
フレームに収まっている「オリーブ橋」は、藤棚になっています。
「水辺の散歩道」にあるベンチに座って見える景色は紅葉の季節も楽しめます。
池には鯉がいましたよ(^^)
12月でもパンジーやナンテン、キンカンなどのあざやかな色が映えます。
天気が良く穏やかな日で、コートを脱ぐほどポカポカと体が温まります。園内一周すると汗ばむくらいでした。
外の雑音が聞こえないので心落ち着く雰囲気が良い。寝転がって日向ぼっこしたくなります。
あちらこちらにベンチがあるので、歩き疲れてもゆっくり休める。歩きながら見る景色とベンチで一息つきながら見る景色がまた違って見えますよ。
いろんなところに動物(のオブジェ)もいてほっこり癒されます。
【 レッドヒル ヒーサーの森 】で気をつけること3つ
実際に見て回って感じた、気をつけることが3つあります。
- トイレは入園前に済ませておく方が良い
- 園内に売店がないので飲み物を買っておくようが良い
- バリアフリーの配慮がされているが、一部階段やのぼり坂がある
1. トイレは入園前に済ませておく方が良い
ベビーカーや車椅子で園内を回る方は園内のトイレはちょっと使いづらいです。
とてもきれいに管理されていますが、狭いので車椅子は入れません。
森の手前にある 朝津味 のトイレを使ったほうがいいです。
女性トイレ内におむつ交換台が2カ所に設置されているし みんなのトイレ(多目的トイレ)もあるので、こちらがおすすめです。
この日はわたし1人で行ったので男性トイレは確認できませんでした。
2. 園内に売店がないので飲み物を買っておくようが良い
エントランスの注意事項に、「飲食の持ち込みは可能ですが、食べる場所に限り指定をしております。ゴミは持ち帰りください」と書かれています。
「いこいの広場」というエリアが飲食可能ですが売店があるわけではないので、持参するか入園前に 朝津味 で販売しているお弁当を買って入るといいですね(^^)
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
3. バリアフリーの配慮がされているが、一部階段やのぼり坂がある
道幅は十分にとってあり歩きやすいですが、場所が丘なのでどうしても階段やのぼり坂になる区域があります。
ずっと歩いてると(けっこうきついな)と感じる所もあるので、のんびり休みながら景色を楽しむといいですね。
公式サイトにバリアフリーの園内MAPがあるので、事前に確認しておくと どの辺まで見て回れるか把握できます。
園内の優しいところ
公式サイトのバリアフリーMAPも親切ですが、実際に行って優しさを見つけました。
エントランス(入口)でベビーカー・登山用ステッキ・傘の無料貸し出しがあります。
園内いくつかある、屋根付きの休憩スペースにも置き傘が用意されています。返却は入口でOK。
急な天候の変化にも慌てることなく、濡れることなく園内を歩ける!
現在地のわかる案内板があるので迷わない!
でももし迷ったら、この「お帰りはこちら」をたどって帰れます(^^)
入口で用意されているQRコードMAPと同じように、園内にもQRコードが設置されていて、
実際の花を見ながら名前の由来などを知ることができます。
【 レッドヒル ヒーサーの森 】名前の由来を聞いてきた
名前の由来を教えてもらいましたので紹介します。
こちらはシンボルツリーの「センペルセコイア」
世界一のノッポの木。別名「レッドウッド」です。
こちらは「風の門」と名付けられた展望台と
「みはらし台」からの景色。小高い丘(丘を英語でヒルと言います)からの眺めが素晴らしい。
レッドウッドと丘でレッドヒルです。ヒーサーの森の「ヒーサー」は・・・
この森を所有する 株式会社 赤塚植物園の会長夫人で園主の【 赤塚ひさ子 】さんのお名前から、ヒーサーという愛称を考えられたということで。
レッドヒル ヒーサーの森と名付けられたのです!
スタッフおすすめは「桜」と「バラ」と「紅葉」
ショップスタッフの方に聞いたおすすめポイントです。どこもおすすめだけど、特に見てもらえたらなって場所。
園内の一角、「こころ庵」は赤いモミジの絨毯がきれいでした。
落ち葉で足元がふわふわしてます。
紅葉の季節も素敵ですが、こころ庵の中から眺める景色は、
藤棚が満開の季節もきれいに違いない。
12月初旬に訪れましたが紅葉は一部で、まだこれから色づくという段階ですね。
写真がぼけてますが、もみじ谷と名のつく場所はまだ青々としている様子。
春に楽しみたい「さくら坂」と「ローズガーデン」
「さくら坂」と名付けられた場所の階段を上がって振り返ると、
この景色に桜が満開になると想像して、春にまた来たくなりました。
「ローズガーデン」も満開の姿を見てみたいですね(^^)
今はあまり咲いていませんでしたが、それでもバラの香りがほのかに漂っていました。
さいごに
ガーデニングに興味のある方、園内には寄せ植えもあるのでいろんな所にガーデニングのヒントを見つけられますよ〜
エントランスのショップは花の苗や園内で採れる草花のスワッグやオリジナルグッズが売られています。
帰りに朝津味のファーマーズマーケットで買い物して帰りました。ここの草もち、ほんとおいしいんですよ。よもぎが濃いって感じ。
想像していたより広大で落ち着く、森に包まれていることを実感できる場所でした。
春の景色がとても気になるので今度は相方のめいたくと一緒に楽しんでこようと決めました。
それではまったら、年間パスポートがあるので購入するのもいいですね〜。楽しみです。
気分をリフレッシュしたい方、いかがですか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!