不正が多すぎる!介護保険制度のありかたについて。破綻したらいいよ

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目に入ってくるんですよ。毎回違う地域なのですが、介護事業所の不正で取り消しや停止のニュースがあるんです。ほとんどの不正が介護保険の請求と受給に関してばかり。

気になったのでピックアップしてみました。

場所 処分 理由
愛知県名古屋市 停止 不正請求
静岡県沼津市 取消 性的虐待
大阪府大阪市 取消 不正受給
愛知県名古屋市 取消 不正請求
東京都東大和市 停止 不正受給
東京都武蔵村山市 停止 定員超過で不正請求
神奈川県横須賀市 取消 2事業所で不正請求
京都府京都市 取消 不正受給
青森県黒石市 取消 不正受給
大分県大分市 取消 不正受給
兵庫県尼崎市 取消 2事業所で不正受給
鳥取県鳥取市 取消 2事業所で不正請求
山口県下関市 取消 不正受給

ニュースになって配信されてきただけでも、16件ですよ。それも直近の2ヶ月半くらいの間にですよ。まじでやばくないですか?コレ多すぎますよね。他にも、長野県長野市で男女5人への賃金不払いで、しかも最低賃金下回る金額で司法処分されてたりもしてます。

介護保険制度が開始されてから25年度までの14年間で、不正があったのは累計1500件。これだけあれば、多いのは当たり前だ。表沙汰になっていないのがめちゃくちゃあるってことですね。この中でも時効になっているのもあるって話です。

不正がしやすい環境にある

時効になるまで、発覚しないってどういうことなんでしょうか。ざっくりいうと仕組みが中途半端ってことです。人手不足で定められた人数がいないとか、ヘルパーに入っていないのに入ったことにしているとか、確認するすべがないんですよね。もう簡単に不正できちゃいます。

どうやって発覚したのかというのは、監査でつじつまが合わないところを指摘することや内部告発が多い。監査は厳しいですが、指摘されて改善されてればOK。ですが、虚偽の報告をし続けて改善されなくて悪質と認められた場合に資格の取消処分になる。かなりゆるゆるな気がします。

行政の方向性にも問題

サービス付き高齢者用住宅の推進をしている厚労省。文字通りなんですが、サービス付きなので深夜でも呼ばれた費用は発生する訳です。深夜に見ている人は当直の人だけ、しかも経営者が現場に入っているとなるとサービスに入っていなくても入ったように出来る訳です。はい、不正の出来上がり!

よかれと思って政策で推進している制度が、悪用されて予算の無駄使いとなってしまっている。そのせいで介護保険を圧迫されているんですよね。

まとめ

近い将来には介護保険は破綻するでしょうね。その傾向がもうすでに出てきています。今までは一割負担だったのが、一部で2割負担となってきています。そのうち保険料も上がってくるでしょう。

不正をしている事業所で見つかっていないのも、いっぱいあるし必要のないサービスを受けているところもある。そういったものの積み重ねで破綻の道へと進んでいっているのでしょう。

ぼくの考えとしては、介護保険制度はなくせばよくね?って話です。今の高齢者って年金いっぱいもらっているし資産もたんまりありますよ。介護保険料の支払いがなくなればその分老後にって自分で対策出来ますし、自分で民間保険入ったらいい。そもそも昔はなかった訳ですから。

ゆるくいこー。

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