めいたくハウスへようこそ! かちこ(@kachiko_0712)です。
新しい事を知った時や常識をくつがえされた時など、幅広い意味で使われることが多い「目からウロコ」という言葉。
わたしは、気にもしてなかったことが 実はすごいと思った時も「目からウロコや〜」なんて使ってます。
最近あった、意外と「目からウロコ」だった出来事2つをお話しします。
1. 思ってたより苦くなかった「大根の葉のふりかけ」
相方の めいたく の両親が我が家に来る時、家庭菜園で作った野菜を持って来てくれます。最近もらったのは大根、ネギ、小松菜など。
自分たちで大根を買うときは葉のついてない状態で買い、もらった時は葉を捨てています。
「お味噌汁に入れても、苦味が気になるし」って、他の使いみちも特に考えず処分してました。
それが、「大根の葉とかつお節のふりかけ」を作ってみようと思い立って適当に作ってみると・・・
「苦くないし、意外とおいしいやん」と相方もびっくりの味であっという間になくなりました。
思いつきで分量適当だけど、簡単においしくできました。
- 大根の葉
- ごま油
- 酒
- しょうゆ
- みりん
- かつおぶし
酒・しょうゆ・みりんの代わりに「めんつゆ」使えばもっと楽かもしれない。
大根の葉を細かく刻んでごま油で炒める。
↓
順に調味料とかつおぶしを入れて混ぜ混ぜしながら水分を飛ばす。
これだけです。たったこれだけで、あとは冷ますだけ。
ごま油の香りがいい感じの、しっとりふりかけ。白ごま をまぶしたり、ちりめんじゃこがあれば更においしそうです。
しいて言うなら大根の葉を刻むのが面倒かもしれないけど、今回もらった大根は小ぶりなもので、葉もそんなにボリュームなかったから すぐできました。
少なめだったから、やってみようと思ったのかもしれないです(^^;)
炊きたてのご飯にのせて食べました。
「あれ、苦くない! 苦味はどこ行った? 」という感想。めいたくも気に入ってくれてあっという間に完食です。
調理の仕方で変わるもんだと実感しました。かちこの適当料理にレシピ追加です。
2. 丁稚羊羹(でっちようかん)には種類があった!
丁稚羊羹(でっちようかん)を知っていますか?
三重県の伊賀(伊賀上野・名張)地方の銘菓といえば、忍者が携帯食として持ち歩いていたと言われる「かたやき」が有名ですが、丁稚羊羹も名物でよく食べられています。
練り羊羹より柔らかく、さらっとした食感で甘さ控えめ。
「なんで丁稚羊羹って名前なの? 」と気になり、調べてみました。
丁稚ようかんの名前の由来は諸説ありますが、江戸時代後期に丁稚が練り羊羹を作った後、鍋に残った羊羹に水を混ぜ、水ようかんのようにしたものを丁稚さんが好んで食べていたことから「丁稚ようかん」と呼ばれるようになったと云われています。
丁稚ようかん – 伊賀ぶらり旅より引用しました。
なるほどなぁ〜と、読みすすめた時に目からウロコなお話が・・・
西日本の主に近畿地方に丁稚ようかんがありますが、京都や近江八幡などでは「蒸し羊羹」、福井や伊賀上野などでは「水ようかん」と地域によって異なります。
丁稚ようかん – 伊賀ぶらり旅より引用しました。
蒸した丁稚羊羹? 初めて聞いた!
気になって京都の丁稚羊羹を調べてみることに。
丁稚羊羹(でっちようかん)とは、竹の皮で包まれた蒸し羊羹のこと。竹の皮ごと切りわけます。竹の皮の香りが羊羹に移り、風情があるのが特徴。
その昔、丁稚(でっち)さんが、里帰りのお土産に買ったため、この名前がつきました。(丁稚さんとは、住み込みで奉公していた少年のこと。)平べったい形をしていて、運びやすい。加えて竹の皮には抗菌作用があったので、長旅でも大丈夫だったんです。
安くて美味しいので、庶民的なお菓子の代表でした。
丁稚羊羹(でっちようかん)とは? 京都の和菓子☆ドットコムより引用しました。
鍋に残った羊羹を無駄にしない工夫、里帰りの長旅でも保存がきく工夫。地域の生活や習慣に合った、庶民に愛されるお菓子だったんですね。
あんこ好きで羊羹も大好きですが・・・今まで知りませんでした。
さいごに
ささいなことでも気になったら、やってみたり調べてみると楽しいなって感じました。
大根の葉、こんな簡単にできておいしいなら、無駄にしないで使おうって思いました。
あんこ好きなので 調べてる最中から、蒸し羊羹のほうも食べてみたくなってます。
京都・滋賀は伊賀(三重県)と隣接してるから実はそんなに遠くない。
丁稚羊羹巡りなんていうのもアリじゃないですか?
「丁稚羊羹知らない」「丁稚羊羹といえば蒸し羊羹でしょ」という方、伊賀地方に訪れた際に食べてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
かちこ