めいたくハウスへいらっしゃい!かちこ(@kachiko_0712)です。
わたしは以前「福祉用具」「介護用品」を取り扱う仕事に就いていました。福祉用具・介護用品というと、高齢者のものって思いますか?実はそうじゃないんです。
障がいを持つ子供や大人を対象にしたものがあるって知っていますか?つい最近、そういった情報ってみんなどうやって知るのかなと疑問に思ったことがありました。
お客様から聞かれて気づきました
わたしの今の仕事は販売(接客業)で、お客様から「〇〇って取り扱ってる?」と聞かれる事があります。
主に子供向けの物を取り扱っているので「子供用の〇〇」を探しに来店される方が多いのですが、ある日このような問い合わせがありました。
「子供用の頭を守るもの売ってますか?」
『ヘルメットですか?』
「いや、うちの子ちょっと足が悪くて転びやすいから、頭を保護するヘッドギアを探していて。でも、この辺で売ってる所が分からなくて…」
うちでは取り扱っていない事を伝えた後、介護用品を取り扱っている所を当たってみてはと提案しました。お客様は知らなかったそうで、「そういう所は行ってなかったのでいくつかまわってみるよ」と言って帰られました。
街中で見かける看板は細かく書いてないよね
福祉用具・介護用品を取り扱っているお店って、けっこう街中にあるんですが、看板や建物には「介護の●●」と書いていたり、大きく「介護用品」とか「介護」って文字が目立つようになっているものが多いなって感じます。
介護の言葉の意味は、
介護とは、障害者の生活支援をすること。あるいは高齢者・病人などを介抱し世話をすること。
介護 – Wikipediaより引用しました。
ですが、【介護】と言うとどんなイメージ?と聞かれたら、介護=高齢者のイメージが強くないですか?高齢者を対象にしたものを取り扱う所と認識しても仕方ないけど、介護は障がい者にも使える言葉なんです。
「子供から大人まで福祉用具の●●」とか「サポート用具」って書くと分かりやすいのにな。何か問題あるのかな。
病院では教えてくれないの?
病院では長期にわたって必要とする場合、ソーシャルワーカー(医療相談員)から福祉用具専門相談員を紹介してもらったり、OT(理学療法士)・PT(作業療法士)から福祉用具の提案があります。ケガなどで一時的に必要とする場合は、自分から聞かないと紹介されないのがほとんどです。(待合や受付にカタログを置いている所もあります。)
さいごに
一概に【介護】と言っても高齢者だけでなく、手助けが必要な人をサポートすることが介護です。
介護という言葉は高齢者イメージが強くなっています。「介護用品」より「福祉用具」という言葉がもっと広がって認知されるべきで、そのほうが手助けを必要とする人が情報や必要とするものを得やすいですね。
かちこ