先日、会社で健康診断がありました。年に1回受けないとダメと決められている健康診断。結果を言うとぼくは再検査をその当日に言われました。ぼくが絶大なる信頼を置いている看護師がいます。親友なんですけどね(笑)今では珍しくなくなった男性看護師。当時は先駆者です。いろいろと肩書きは持っているやつです。その友人に色々と健康診断と再検査について聞きました。その前に聞くに至った経緯を説明します。
バリウムって石なんだってさ
健康診断は普通に進んでいきました。身長、体重、視力、聴力、心電図、採血、レントゲン。ここまでは今までと一緒でした。当日に分かったんですが、バリウムがあるって聞きました。
え?バリウム?聞いたときは『きょとーん』でした。はい、初めてなんですよ。噂には聞いてました。ゲップが出るのを我慢しないとダメなのでしんどい、苦しい等。検査台でグルグル、ゴロゴロするって??意味分かりません!
検査方法としては、「泡が立つ粉末を飲み、それから白い液体のバリウムを飲む。あとはひたすらゲップを我慢して検査台で動く。」これだけなんですよね。
分からないことは聞いてみよう!
ぼく「バリウム初めてなんです」
放射線技師(以下、技師)「軽く考えてもらっていいですよー、粉末飲んだらゲップ出るので我慢してください。バリウムは最近は少なくて済むようになったんですよ」
えらく親切で丁寧だったので、少し楽になっていきます。ぼくは医者や病院に関係する人は全部「敵」だと思っているんです。だって医者といえど病院経営なので商売なんですよ!ここ大事!!ぼくはいつも疑ってみています、悲しい性格(泣)
ぼく「バリウムって味ついてるんですか?てかそもそもバリウムって何ですの?」
技師「味をつけると胃を刺激してゲップが出やすくなるから付けてないです。飲みやすいように、少し匂いはつけてあります。バリウムはそもそも石なんです。それを細かくすり潰してある物です。」
匂いを嗅ぐと確かにほんのりと柑橘系ぽいなと。
ぼく「バリウムの代わりになるのってないんですか?」
技師「バリウムに代わるものはありませんねー、これが一番写りやすいんです。」
分かりやす!帰宅してから調べたんですが、バリウムは鉱石なんですね。それで写りやすいと。初めて知ったよ!
技師「今から検査に入りますが、ゲップを抑えるコツは出そうになったらツバを飲み込んでください。ひたすら飲み込んでください」
ぼく「分かりました。」
こんなやりとりのあとに、検査。右向いたら左向いたり、逆さになってみたりおもしろかった(笑)笑ってたら注意されました。
終わってから液体の下剤を水で薄めて飲んでくださいと渡されて終了。全然苦しくなかったし、ゲップも最後に出そうになったくらいで全く苦しくなかった。ぼくは相性がよかったみたいです(笑)
呼び戻されて再検査へ
検査は無事に全部終了しました。あとは医師と話をするだけです。ほどなくしてから呼ばれて、医師から説明を受ける。レントゲンをみた感じでは問題ありませんねと聴診器を当てられて終わりました。
服を着替えて階段降りようとしたときに、「めいたくさ〜ん」っていう声がフロア中に響き渡りました。何事って思いつつ呼び止められて戻りました。そこまで必死こいて呼び戻すってえらい事が起こったんじゃないかと不安になってきました。
もう一度、個室入って医師に話聞いてくださいとのことでした。話を聞くと「言い忘れてましたが、ここのところに薄いですが白い影があるので再検査してください」って言われました。
ぼくの反応は「はぁ」です。
医師「多分問題ないとは思うけどね、このまま帰ってもらっても診断結果は再検査ってなるから今スグにCT撮ってもらったらいい、簡単に終わるから。撮る?」
って聞かれてここまで言われたらさ、もう決まってんじゃん?めんどいしスグ終わるならお願いしますって伝えました。普通はこうだよね、そうしましたよ。
受付で待っていると、医師も受付にきて手配などの説明を看護師にしている。そこで看護師が医師に一言。
「バリウム飲んでいるからCT出来ませんよ。バリウムが変に写ってしまいますよ」
おい!!!!!!!医師よ!!!!!!!初歩的なことじゃないのコレ。ほんまに医師か!おぢいちゃん!!大丈夫なのか〜?その後に言った医師の言葉で愕然としました。
医師「ああ、そうやったな」
って、こっちは大丈夫だろうと言われてるけどさ、再検査って言われて気が気じゃないわけですよ。
そしてその場でぼくに説明しだす。
医師「近くで受けるとか、かかりつけ医とかありますか?」
ぼくがないと言うと、うちで今予約しとくと楽だし早く出来ると話す。挙句に、ぼくの体の状態をしゃべりだす。
医師「影は薄いちょっとした白い影なので悪性ってことはない、ガンまでいってないと思うしガンだったとしても早期だから心配しなくてもいいよ。でも再検査しないとはっきりとしないから・・・・」
ってもう少し言ってたかな。いやいやココ受付ですよ?周りに他に人がいっぱいいますよ?守秘義務ってないの?もうね言われちゃってるから隠しようもないわけで呆れて物も言えませんでした。保険きくからとか言ってたしCT検査の料金を取りたいのがみえみえで最悪でした。
日を改めて再検査
二日経ってから再検査でCTを撮りました。受付から終わりまで15分で終了。呆気ない。なんだこりゃ早いな。放射線技師はこの前の人。撮ったらスグわかりますよねって聞いてみた。結果教えてくださいと言ったんですが、三重大学へ持って行って見てもらって結果が出ると。
ぼく「でも先生(技師)はみたら分かりますよね?」
って聞いてみたけど、はぐらかすので、言わなくていいので頷くか首振ってくださいって言ったら、うんうんって頷いていました。やはり見たらわかるやん。患者が心配してんだから、簡単に教えてくれてもいいもんなのに、めんどくさい制度やなぁ〜。
その1週間後に検査結果が出て。再検査の結果、異常は認められませんでした。ということでホッと一安心でした。
健康診断の精度と再検査
冒頭の親友の看護師に今回あったことを聞いてみた。
- 再検査になる確率ってどんなものなのかってこと。
再検査は「ちょっとでも疑わしいと再検査になる」って話でした。怪しいと思ったら精密検査をしないと命に関わるからってことでした。まぁ確かに見逃されたりするのも嫌なんでしょうがないかぁ。でも再検査の確率はすごく高いって話でした。それと、守秘義務を守れないのはあり得ないって話でした。診察料取りたいのがみえみえとも言ってました。ここはぼくと一致してました。
まとめ
再検査になって何もないことの方がめちゃくちゃ多いという話でした。ぼくみたいに結構心配している人っていると思うので、再検査になったら心配だろうけど大体は問題ないですって!最終的に結果通知がこないことには何とも言えないんですけど、あまり思い詰めると体に悪いです!健康っていいですね!体は大事。
所詮、医者も商売やっちゅーことです。しかし、この「おぢいちゃん」引退しませんか?
ゆるくいこー。
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