音楽CDによるビジネスモデルに見る可能性

2015−07−08−1

ちまたでは、音楽CDはもう売れない。CDに特典を付けないともう売れない時代というのが、周知の事実。なにも特典を付けなくて、しかもジャケットさえもないというCDを発売した、アーティストもいます。問題提起はしていないとはいいつつもやはり問題提起になっているわけです。実際はそう思っているでしょうね。

特典を付けなくては売れない?

おそらく売れないでしょうねぇ。CDの価値は?って考えてみると【ジャケット、歌詞、歌詞と一緒にある写真などのレイアウトデザイン。

ってところでしょうか。音楽CDは音楽が手に入ればデータでいいってことですよね。なのでCDはいらないと。CDを買う価値はぼくの中ではそのアーティストを応援しているって意味合いが大きいです。やはり、特典が付いていると嬉しい。この葛藤はありすぎるー。応援しているという意味では色んなパターンがあります。

ファンにとって希少性のあるもの。

これは初回限定と通常盤とに分かれている。初回限定はずっと応援しているからこそ手に入るっていう希少性の価値。(今はずっと後でも初回限定あったりしますが)(笑)

コレの発展版が某グループの勢いが止まらないやり方でメンバー別にジャケットが変わっているタイプ。自分の好きなメンバーのサインやジャケットが付いている。ずっとコアなファンだと全部を集めたいっていうマニア的な思考が働き。コンプリートしてしまう。うまいことやっているなーって思います。

このやり方、売り方は批判している人も多いですが、それはその買う人の価値観の問題であって、別にいいんではないかなって思う。それはCDに付けなくてもグッズで売ればいいのにって思うけどどうなんだろ(笑)

一番許せない売り方

CDに総選挙のために投票券を付ける売り方。この売り方が一番許せない。握手券も許せないと言えばそうですがまぁそこはグレーってことで。某グループの「投票券付きCD」何ですかコレ。嫌いではないですが、バカにしてませんかね?投票ってことはその1票を入れるためにCDを買うそれってCDじゃなきゃダメなの?投票券を売ったらあかんの?CDの価値は?

買ったらダンボールに詰めて放置。エコだなんだといいながら無駄にすることを推奨してるってなんなの。前者で指摘した特典とは全く違う方法だけど、無断なCD増えるって点では同じだよって思うかもしれません。圧倒的に違うのは運営側でその行為は、規制出来るってことです。その措置を取らないのはあかんでしょ。

現実に衆議院選挙や、市長選挙なんかは1人1票でしょ?1人1票じゃないのは、なんか違いませんかってことで。まじめかっ!って言われそうだけど(笑)お金あれば票を買えるって実際に衆議院選挙なんかでは出来ない。出来ないことをやるからいいのか〜?ここはよくわかんないけどお金持っている人が応援したら勝ちなのねって思う。

◯◯票で1位でしたって結果みて1枚1000円だとして計算してみると物凄い金額!そりゃ止められないわね。うまいと言えばうまい売り方と言えるんだけど、なんか違う気がする。キレイごと言うわけじゃないけどさ。純粋に、1人1票っていうやり方は、同じ電話番号からは1回しか投票出来ませんってするだけで圧倒的にその数字は減るがファンの人数が分かって逆にいい気がするけどなあ。

アンチもファンになりそうだ。祭り事が増えるのはいいことで、市場が回るのはいいことだけどねぇ。ぼくの中では、そんな風に思ってました(笑)

まとめると

結論は、1人1枚的な純粋な音楽CDの売上はもう絶対分からないということです。

ゆるくいこー。

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