まいど!元家電量販店の店員、めいたく(@floor0429)です。
定価って聞いたことありますよね。これはほとんどの人が知っている言葉。ではオープン価格って聞いたことありますか?
オープン価格は聞いたことあるけど、なんなのか説明出来る人って少ないと思います。
オープン価格(オープンかかく)・オープンプライス(open price)とは、販売する商品に対してメーカー側が希望小売価格を具体的に定めていないものである。家電製品、カメラなどの耐久消費財に多く導入されており、小売店の店頭では、実際販売価格(売価)だけが表示され、「ズバリ○円」という形で表示されていることが多い。
via: オープン価格 – Wikipedia
ここで見て欲しいところが「メーカー希望小売価格」というところ。なぜこういう表示の仕方をしているかというと、勝手に価格を決めると独占禁止法に抵触するからです。
なのであくまで希望しますよっていうところ。オープン価格はこれが設定されていないわけです。
- 定価50,000円から5,000円引き
- 定価の50%OFF
こんな感じの表示は見たことありませんか?普通に45,000円ですって表示するよりもお得感ありますよね。
基準の金額すら店側で決めている
ではこの基準の金額はどこから来ているの?って話しです。これメーカー希望小売価格というのならまだ分かります。
それでもあくまで希望であって勝手に決めれます。オープン価格ならなおさら勝手に決めれます。大事なところなので2回繰り返しました!
そうなんです、いくらで価格設定するかって好きに決めれるんですよ。確かに常識の範囲内というのはあります。
例えばテレビを買おうとしていたときに、機能が同じテレビが50,000円と30万円で売ってたとします。
どう考えても30万円のテレビは買わないですよね。だって機能が同じなんですから。厳密には全く同じということはないですが、ほぼ一緒なら安い方を買います。
なので常識の範囲内にする必要はあります。
それなら
- 50,000円から5,000円引き
- 60,000円から15,000円引き
パッと見はどっちの方がお得感がありますか?2番の方がお得感がありますよね。
基準となる金額は勝手に決めれるから、結局はまやかしなんですよね。
テレビショッピングなんかや通販を見ていると今だけ5,000円引き!とか今から30分は古い掃除機を10,000円で買い取りますとかまやかしです。
特に、今だけの特典でもう1個付けます!ってバカにしてますよ。なら半額にしてくれよって話しじゃないですか(笑)
手を変え品を変え見ているとおもしろいですけどね(笑)
正規の表示の仕方は仕入れ金額ありき
なのでぼくは表示方法を考えました。
- この商品は2,000円で販売します。なぜなら仕入れが500円なので利益を1,500円確保したいからです。
という表示方法にする。「1,500円も利益とりすぎだろ!」と言われても、算出したらこの金額でしたと。
逆にコレだと仕入れ金額まで値切れるってアホが増える可能性もあります。人件費などの経費を考えないアホがね(笑)
現品限りの処分品だと仕入れ金額を割っていることもあるから仕入れが分かることで即売れするでしょう。
実際この仕入れ金額っていうのも実際は証拠というものがないので、勝手に決めようと思ったら出来ます(笑)
実際に仕入れ金額を割っている商品には原価割れ商品って表示しても売れやすいですけどね。
まぁ実際に仕入れ表示をするのには無理がありますけどね(笑)でも知っている人は原価率知っているのでなんとも言えませんが。でも原価率知らない人って結構いることにビックリです。
値引きされた金額を他店と比較してから購入しないとダメですよ。「今だけ〇〇円引きます・限定○台・30分だけ」っていう言葉に騙されないで!
まとめ
イメージだけなんですが、お得そうに見えてそれに引っ張られるなぁと感じます。よくよく考えてみると「お得じゃないやん」ってことがほとんどですからね。
よく見るのが「タウリン1000mg!!」ってありますが、冷静に考えると「1g」なんですよね(笑)
表示とイメージはきちんと吟味しないと怖いです。騙されないように調べるクセを付けた方がいいですね。
ゆるくいこー。
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