まいど!福祉系の仕事をしている、めいたく(@floor0429)です。
仕事柄、常に介護保険に関わりがあります。介護保険、それと年金って政府からの詐欺じゃないかと思うんですよ。
詐欺って思えるとんでもないニュース、制度改正案が出たのでそれを踏まえた上で書いていきます!
詐欺と言っても過言ではない。政府がやったら詐欺でも正当化されるという事実。
年金と介護保険の基本的なこと
年金や介護保険。これってそもそも今払えば同じサービスが受けれますよっていう前提のもと走っている制度だと思うんですね。
年金
始まったときとはもうすでに違ってきています。年金制度って60歳になったら月々○○円入りますって話のはずですよね。
それが今現状として65歳からしかもらえなくなっています。しかも金額も下がっている。そして70歳からもらった方が月額が多くなりますよ。って
いやね65歳〜70歳までの間に死ぬ人が出れば払わなくていいからって計算がみえみえです。
例えば、72歳で死んだ人がいるとします。
この人が70歳からもらい始めたら月額の金額が高いと言ってもめちゃくちゃ変わる訳じゃありません。70歳からの2年間と、65歳から7年間では、70歳からの2年間の方がもらう金額は少ないということ。
国が払う金額は70歳からもらってくれた方が得するんです。金額的にみても、その間に亡くなる可能性を考えても得します。
ぼくなら間違いなく年金がもらえるようになったらスグにもらうようにしますね。
といっても、ぼくがもらう頃には破綻しているかもらう年齢が上がっていて何の意味もなさなくなっていると思います。
介護保険
介護保険ですが、今現在進行形で改正案が出ています。
軽度者の給付抑制検討これってどういうことだか分かりますでしょうか。これには介護認定の話を少ししないといけませんので説明します。
介護認定
介護保険制度を使うには申請をして認定を受けないといけません。認定を受けることによって介護保険で介護サービスが受けれるようになります。
認定は7段階です。
- 要支援1
- 〃 2
- 要介護1
- 〃 2
- 〃 3
- 〃 4
- 〃 5
これに該当しないと「該当なし」となり認定が出ません。見て理解出来ると思いますが、下へ行くほど重くなっています。
目安としては要介護5が寝たきりで要介護2から介護ベッド利用や車椅子が必要になってくるというと分かり易いかと思います。
では戻ります。この給付抑制検討というのは要支援1〜要介護2まで福祉用具レンタル・住宅改修・生活援助(ヘルパー)が原則10割負担になるということ。今は原則1割負担でいけています。
そうるすとどうなるか。「10割負担なら利用しないわ」っていうことになります。福祉用具のレンタルに関してですが、おおよそ要支援1〜要介護2というのは利用者の6割もの人数を占めているんですよね。
ということは単純に売り上げが6割減少になるのは誰しもがわかることです。今の売り上げが半分以下になるって信じられますか?
間違いなく体力のない小さい会社は潰れるでしょうね。これはまずいっていうので署名集めて提出して抗議しています。もちろん署名はぼくもしました。
おそらくそこからのすり合わせで中間で話が付くんでしょうね。すなわち要支援1、2が対象から外れるということ。
この要支援1、2の対象は現状の4割に当たる割合を占めています。お分かりのように4割売り上げが減少する訳です。
さて、そうなるとどう補填すればいいかというとその4割を増やさないといけないということ。単純に4割増やしただけではダメなんですね。
だってその4割の中の4割は対象から外れるわけですから。なので1.5倍にしないことには今と同じ売り上げが確保出来ない。人が増える訳ではないので仕事量は単純に5割増し。
そしてそんなスグに増える訳がないのは誰しもがわかるところ。(ここは細かいので省きます。簡単に言うとケアマネジャーの持てる人数に上限があるためです)
対策は倒産すること
じゃあどうするか。潰れる会社を待つしかなくなります。売り上げが減っても倒産しない体力がある会社しか残れないということ。
体力がない会社がつぶれればその会社が抱えていた利用者が宙ぶらりんになります。そうするとどこかが引き取らないといけなくなります。
その利用者を引き取って補填していくという形で売り上げを回復させていくということです。このままいけば簡単に想像出来ます。
そしてこの現場を知らない政府の認識がもう呆れるくらいアホなんですわ・・・
要支援1〜要介護2までを軽度者と位置づけているというのも見当違いも甚だしい。
本当に現場で1年働いてみろって話。話はそっからやと言いたい。
先にも書いたけど、要介護2というのは介護ベッドや車椅子が必要とするレベルです。そのレベルが軽度者という位置づけって頭の中どうなってんの?トチ狂ってます。
年金と同じ
介護保険も年金と同じように、制度が始まった当初のサービスは受けれなくなってきています。はい、これも年金と同じ。詐欺と言わずして何ていうんでしょうか。
本当どうなっていくのか分からない。今は介護保険の対象年齢は40歳〜です。これが下げられるという話もあるみたいですし、金額も上がってきます。
すでに制度が始まったときから上がっていますからね。介護保険制度が始まった十数年前は約2900円程度だったのが現在は約5500円程に、ほぼ倍になってます。
選挙前には大々的に報道されない
さすがは政府の回し者のテレビ局って思ってみています。選挙前だからなのかこんな福祉給付金が出るってのは報道されるけど介護保険の給付抑制というのは報道されない。
高齢者が選挙に行くのが大半だから、高齢者にいいことは報道して悪いことは報道しないという体質。政府に電波法というもので既得権益を握られているから政府にいいように報道する。
公正性を欠いた報道というのが考えただけで嫌になりますねー。
破綻しろ!
年金制度・介護保険制度・ついでに健康保険制度、全部破綻すればいいよ本当に。
だってこんな制度じゃなくて自分で民間保険で対策した方が断然いい。
民間保険は営利目的なので、うまく回してくれるだろうし政府より民間の方が賢い。民間保険でするようになると政府はその民間の保険会社から税金が取れるってことは分かっていないんでしょうか。ナゾです。
計算したことありますか?よく使う健康保険で考えたら分かりやすいと思いますが、健康保険を利用して単純に3割負担で1000円を支払ったとします。
じゃあ健康保険なしでだと10割負担なので、3000円ちょっと。1回でこれくらい。さて今現在1ヶ月に健康保険料はいくら支払っていますか?
普通に、自分が負担している健康保険料と会社が負担してくれる金額を合わせたらいくらになります?
自分でその分貯めてた方が、絶対に得だと思いますよ。しかもそれを民間の保険に入れば問題ないよね?今でも生命保険で入院特約とかつけてんだからその延長でしかないやん。
あほらしい詐欺みたいじゃなくて詐欺の制度はそうそうに止めたい。なので
破綻してしまえ!!
って話です。そしてその健康保険で使われている、大半が高齢者の暇潰しに使われているという事実。
病院の待合室がデイサービス化している。そんなに通院する必要ない人ばかりというのは周知の事実ですもんね。
まとめ
あまりにも横暴な政府の制度改正があったので、思うがままに読み直しもせずに書きなぐってみました。少しでも興味を持ってもらえればなって思います。
社会情勢が変わるから制度も変わるのは分かりますが、明らかに損しているのが目に見えてて政府だったら何しても許されるのかって話です。
そしてどう考えても詐欺としか考えられない制度になっているので許せません。
これで選挙に行く人が1人でも増えたらなーって(笑)といいつつも選挙にぼくも行かないとだ!
ゆるくいこー。
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