交通事故で、トラブらないためにすべき事

2015−06−18−2

最近になって1年越しで、ようやく示談になった交通事故がありました。裁判で決着がついたのですが、納得いかなかったけどめんどくさくなってしまって、そこで終わりました。

事故状況

中央分離帯の高さが20cmほどある、片側2車線の通り。歩道から右折するために、中央分離帯で停車中左側からきた軽自動車が、追い越し車線を走行してきて相手右前、自分は左前が激突。中央分離帯に、障害物は全くなく、他に車もいない晴れた昼間の事故でした。

経緯

まず相手は78歳のおばあさん。お互いに怪我はなかった。おばあさん車から出て来ないので、こちらが警察に電話。おばあさん、出てくるなり、携帯を貸せと。いやいや、こちらも保険屋、車屋さんへ連絡取って連絡待ち状態。そんな状況で貸せますか?

近くにいた若者が好意で貸してはいましたが・・・嫌いな警察が来ました。見るなりいきなり、お前が悪いんだろと決めつけて検証しだす。何コレ。反論して説明して、警察は終了。おばあさんは警察くるまでにも、こちらへ謝っていた。

相手は、その夫?なのか、おじいさんと、保険代理店のおっさんが来てました。連絡先交換して終わり。相手の保険屋から連絡があり、高圧的な態度。こんな対応ありえないです。さすがにキレて、その上司に担当変わってもらいました。そしてこちらが停車してたんで、全く悪くないと主張しました。

相手は気付いたら、いきなり出てきて当たったと言ってました。この平行線。ということで裁判になる。初めて知ったのですが、自分に非がないと主張すると、保険屋は介入出来ないということで、弁護士は紹介してもらえるけど、そこからの交渉等は自分で行わないといけないということ。

車の修理代がどれだけ掛かっても、全損の金額以上は出ないと。ぼくの場合は修理代が40万かかって、全損での評価額が10万でした。修理すると言っても、全損の評価額よりは出ない。割合にてそこから減っていく。(1−9でこちらが1悪いとなると9万までしか出ない)そうすると古い車で、価値がない車は損するわけですね。ここを補うには、車両保険しかない。(契約にもよります)

あくまで、コレは車両本体の金額。追加するには、レッカー代と代車(レンタカー代)で上乗せする。こんな仕組み。簡易裁判所で裁判。2回出ました。1回目は、長い机に裁判官、書記官、双方の弁護士、自分が壁際の席。イメージと全然違った!

書類のチェックと何かあるかどうかの確認をして、次回の裁判の日程確認で終わり。「え?」って感じで拍子抜け。2回目は、当事者もきて質問に答えるという、テレビでも見ているような状況。相手はおばあちゃんなので、言うことが支離滅裂。

障害物、車、何もないところで、「こちらの車は見えてませんでした。」普通に走っていれば、まず当たらないこちら停車していなければ、そのまま中央分離帯にぶつかっていたはず。そんな証言を裁判でしていたのに、

<b>【こちらが停車していると証明が出来ないため。】

結果はこちらが悪い判決でした。8−2という結果でした。不服だったので、控訴。まだまだ長くなるって話だったので、和解で示談となりました。もうめんどくさくなりました。仕事柄、話してれば大体わかるのですが、認知症を患っていたと思います。年相応の物忘れではなかったし支離滅裂だったからです。

この認知症だって証明するためには、こちらの費用で証明していかなければいけなく、色々と手続きがめんどいのでしょう。弁護士さんに頼んでも、取り合ってくれませんでした。テレビドラマみたいに、親身になってとことんって事はないとわかりました。事務的に処理していくって事です。

本当にとことんするなら、濃い知り合いとか友人か身内じゃないと親身になってくれないからダメでしょうね。ちょっとがっかりでした。

結論

自分の身を守るためにすべきこと

  • ドライブレコーダーはつけよう。
  • 目撃者を探して連絡先を聞こう。
  • 相手が事故当日に全面的に非を認めたら、書面で書いてもらう。

事故当日、口頭で謝っても有利不利は関係なし。裁判は時間と費用がかかってめんどくさい!この3つを押さえておくだけで、有利に進みます。逆にコレをしなければ、ウソついてもいいってことになるよね・・・

追伸

このおばあちゃん、この事故以降は車の運転はしていなく免許証は返却したそうです。恐らく、運転するなと言われてて、言う事聞かなくてこの機会に言い聞かせただと推測できます。あくまで憶測ですけどねぇ。なら最初からさせんなよと言いたいが後の祭りだね。事故は気をつけても起こってしまうので、どうすべきか想像、妄想?をしておこう!

ゆるくいこー。