まいど!福祉系の仕事を辞めた、めいたく(@floor0429)です。
福祉系の仕事をしているといつも思うのが、高齢者の運転についてです。高齢者運転とは65歳以上の方を指します。
ぼくが高齢者のお宅へ伺うことは介護認定を受けている方でしたので、基本的に能力は低い方です。介護認定受けているから当たり前ですよね。
高齢者の運転は判断が鈍り、身体的能力も落ちてきて誤操作、いわゆるアクセルとブレーキの踏み間違えなどで事故が多くなってきている。
そういった方が運転をしていることが不思議でなりません。どう考えても事故する確率はめちゃくちゃ高いわけですからね。
そして家族へ聞くと、絶対に言われるのが本人が言うことを聞かないということを挙げられます。危ないからと言うだけではダメ。
じゃあどうするのか。一つしかありません絶対に誰も乗らないことです。それも「危ないから乗らない」と言い続ける。
プライドが邪魔をする
ほとんどの高齢者はこの変なプライドに執着します。免許を持っていないことにではなく運転をするのが危ない=技術がないということに執着しています。
ぼくから言わせればアホかって話。車を運転するっていうことは事故(事件)を起こす確率が飛躍的に上がりますからね。
もし事故をしたら誰も得をしない。するとしたら厳密に言うと病院と葬儀屋、車屋さんでしょうか。でもそれは事故らなければ起こらないことです。
事故すれば被害者、加害者、双方の家族が迷惑をします。それぞれが一生を台無しにする行為です。
それと比べたら高齢者のプライドなんてどれだけ小っさいかということを分からせないといけない。そのための行動をすることが大切。
田舎と都会
田舎
それに田舎と都会では分けて考えないといけない。ぼくのところのように田舎に住んでいると車っていう強力な移動手段は必須。
なぜなら移動が不便だからなんです。実家の最寄りバス停なんて平日はバスが1時間に1本、7時〜19時台まで。土日祝日なんて2時間に1本で8時〜18時台までですよ。
自家用車があるからバスなんて使わない。最寄り駅まで車でも10分近くかかり、タクシーを呼ぶとなると金額が・・・です。
それも免許を持っている人=車を持っている。という図です。一人一台ないと生活が成り立たないレベルです。
田舎に住んでいて運転免許持っていないと、就職も出来ない。そして「免許持ってないの?」ってバカにされ笑われます。ペーパードライバーほぼいません。
都会
反対に都会で運転免許を持っていなくても、不便がほぼありません。交通の便がいいから不自由がないですからね。車持っている方が駐車場に困るし、渋滞して走りにくいし時間がかかるしといいことがない。
免許を取り立ての頃に。都会に住んでいる人と話をしていて運転免許を持っていないと聞いてビックリしましたよ。
ということは、都会では車の必要性がないということです。都会と田舎で運転免許の制度を変えるべきでしょう。
運転免許制度の分ける
運転免許制度をこう変更したらどうだろうか
- 都会に住んでいる人は70歳になったら免許を返納する。
- 田舎に住んでいる人はもっと厳しく講習・実技・筆記試験をする
ということをやればいいと思うんですよね。
都会に人口が集中しすぎだから、弊害が多くなっている。例えば満員電車とかがいい例。一般店舗の行列とかね。田舎で行列なんてほとんどみない。(観光地は別)
自分は「車を運転したいんだ!」っていう人は田舎に住めばいい。
車の運転をしたい人が田舎に集まります。その人たちに対してしっかりと講習・実技・筆記の試験を厳しくすることが大切。
車で走っていると明らかに当たり前の交通ルールを知らない車が多い。そういう車に限って「もみじマーク?」をつけています。
現状では
- 70歳〜74歳・・・講習
- 75歳以上・・・講習+講習予備検査(記憶力や判断力の判定)
という風に決められています。予備検査は主に認知症がないかを確認するためのものみたいです。
家族判断で返納もあり
免許を返納する人ってめちゃくちゃ少ない。そりゃ運転免許がなくなれば不便になるので当たり前です。
家族がもう運転は無理だろうって思ったら返納するべきなんですけどねぇ。返納することで写真付きの身分証明書がなくなるやん!ってぼくも思っていたんですよ。
今となってはマイナンバーカードで出来ますし、運転経歴証明書を発行してもらえれば問題ありません。
運転経歴証明書は返納してから5年以内に交付申請したらいい。この運転経歴証明書は永年有効で、記載内容には「住所・名前・生年月日・運転免許の経歴及び番号(免許証番号と同一)・写真」が掲載されます。
車を運転するのが目標
高齢者の運転も実は悪いことだけではありません。一つだけ重要な役割もあります。厳密に言うと運転はさせない方向ですが。
それは運転をすることを目標にしている人には重要なんです。病気や怪我で身体が不自由になっている高齢者には車を運転することが希望になっている人もいること。
運転をしたいからリハビリに耐えれる。病気の辛さを乗り越えれるという側面もあります。これは本当に一部の一部ですけどね。
リハビリや病気を乗り越えて、いざ運転するぞって言っても危険には変わりないです(笑)
逆にめちゃくちゃ元気な高齢者もいます。そういう人は問題なく実技や筆記試験をパスするので問題ないでしょう。
まとめ
高齢者の運転が非常にヤバイなって常々思っているので書きました。年齢で区切って返納っていうのはどうも難しいので地域ではどうだろうかと考えてみました。
運転を辞めさせるためには、やはり乗らないが一番いい。孫とかに「おじいちゃん(おばあちゃん)の運転怖いから乗らない」って結構ショックですしね。
孫に「運転しているおじいちゃん(おばあちゃん)は嫌い」って言ってもらうのもありではないでしょうか(笑)
安全運転、事故がないのが一番いいですもんね。
ゆるくいこー。
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