めいたくハウスへようこそ! かちこ(@kachiko_0712)です。
三重県伊勢市にある「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」に行きました。
そこで、わたしの相方 めいたく が10分ちょっとのお芝居に出演したんです。セリフは3つほどですが、一緒に見ていたお客さんが「仕込みじゃないの? 」と何度も言うくらいノリノリでした(笑)
なんでもやってみよう・楽しもう精神の相方のおかげで、いいお芝居を観れましたよ(^^)
「伊勢忍者キングダム」は2019年からの名称です。
以前は「伊勢・安土桃山城下街」という名称でした。
復元された安土城があり、城下街の雰囲気を再現した施設。場内で働く人は当時の町人や忍者の姿で「〇〇でござる」な話し方。
昔の遊びを楽しめたり、いくつかのお芝居を鑑賞できます。
何気なく入った劇場「大江戸劇場 紅屋」で選ばれて舞台へ上がる
アトラクションをまわってフラフラしてると、ちょうど花魁(おいらん)のお芝居が始まる時間だったので入ってみました。
朱色の外観がきれいな「大江戸劇場 紅屋」
はじめに花魁とお座敷遊びについての簡単な説明があって、「せっかくなので殿方お一人にお座敷に上がっていただきましょう」という流れで・・・
役者さんが舞台から降りてきて、お客さんの顔を見ていきます。みんな恥ずかしいからかうつむいたり、目を合わせません。
めいたくは、自分の前に役者さんが来た時に役者さんの顔をガン見してました(笑)(みんなが目をそらすなら、俺はあえて見つめてやろう)という あまのじゃく なめいたく。
もちろん、選ばれました。役どころは「人気の花魁に会いに来たお大尽(おだいじん・お金持ちの上客)」です。
簡単な衣装チェンジをするらしく、このあと舞台袖に消えていきました。
こちらの劇場は撮影OKな場所。あとでめいたくに見せようと思い、動画を撮ることに。
準備ができるまで、軽快なトークで間をつなぐ役者さん。カメラ目線もガッツリいただきました。
そして幕が開きます・・・そこにはちょんまげ姿のめいたくが立ってました!
ノリが良すぎて仕込み客と疑われる
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ〜」と、目隠しをされて動き回る我が相方、めいたく。
普通に手を伸ばしてウロウロした後、どじょうすくいのような動きと坂田歩き(吉本の坂田利夫さんがやる動き)でウロウロ・・・
ええ、間違いなくアドリブです(笑)
わたしの隣にいた家族づれが笑いながら「あれ、仕込みちゃうんか? ぜったい素人ちゃうやろ」って言ってるのを聞いてニヤニヤが止まりません。
めいたくは、「中途半端は一番しらける。やるからには全力で」がモットー。
花魁がお座敷に登場しました。
セリフ回しもバッチリ。お大尽になりきってます。
キセルでたばこを吸ったり、お酒をついでもらって飲んだり。(演技なので、吸うフリと飲むフリ)
舞台は照明で暑かったらしく、扇子であおいでもらってるから より一層ちやほやされてる感があります。
花魁が踊りを舞っている間は緊張することもなく、進行役の役者さんといろんな雑談してたらしい(笑)
あとで何話してたか聞いたら「花魁の衣装あんな引きずって歩いて大変やな〜って言ったら、『めちゃめちゃ重いんですよ〜。頭にもかんざしいっぱい刺さってますし・・・大変です』って教えてくれたわ」って話してました。
無事舞台が終わり、はじめに「仕込みか? 」と言っていたお客さんが褒めてくれました(^^) 楽しんでいただけたようで良かった良かった♪
わたし、そんな相方が自慢です。
わたし自身は人見知りで緊張しぃなので、急に舞台に上げられたら顔真っ赤にして小さくなるタイプです。
めいたくと知り合ってからは「なんでも全力で楽しむ精神」の影響を受けて、少しずつ興味を持ってできることが増えて来たけど・・・まだまだ。
めいたく自身はみんなを笑わせようとか全然狙っていません。
自分が一番楽しんでたら周りも楽しんでたってことがよくあるみたい。
たまたまそうなったとしても、人を楽しませることができるってすごいなぁって思います。わたしはそんな相方に毎日笑わせてもらってます。わたしの自慢の相方です。
さいごに
めいたくが役者デビュー? してくれたおかげで思わぬ楽しみ方ができました。
めいたくがお芝居を盛り上げたように話してますが、町人の役者さんがめいたくの小ボケをすかさず拾ってフォローしてたからより楽しいお芝居になったのは間違いないです。
さすが役者さん、自由に振る舞うめいたくにもアドリブ入れたりしてすごいなって思って見ていました。
伊勢忍者キングダムに遊びに行かれたら「大江戸劇場 紅屋」でお座敷遊び、いかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
かちこ