缶コーヒー1本で人の気持ちが動く。なんじゃそりゃ?って思ったでしょ(笑)確かにこれだけ聞くとなんじゃそりゃってなると思います。でも大げさではなく、大きくなって返ってきます。返ってくるんですよ!そんな出来事があった話をしてみようと思います。実際に生活に取り入れられるかと確信しています。
130円の缶コーヒー
今の仕事の中で住宅改修の話をいただくことがあります。現地を見て施工業者と話をし、色々と申請などの手続きをします。全部OKをもらって初めて工事をするんですが、現場には大工さんが来ます。現場監督も兼ねてぼくも伺います。工事初めに内容の最終確認をして施工します。
建築関係は大抵は現場8時に到着するって聞いてます。それに10時と15時には休憩をするんです。こう考えるとバランスよく2時間ごとに休憩になるわけですね。この休憩時間を利用して、10時か15時に缶コーヒーを渡すんです。これが非常に後から効いてくるんですよ!
どうして数倍になって返ってくるのか
例えば10時頃に、缶コーヒーを差し入れします。そうすることで休憩が取りやすくなります。特に親方がいる場合だと親方の気分次第で休憩を取ることになるようです。ぼくがそれを持っていくことで早いタイミングや想定したタイミングで休憩が取れます。その後、ぼくが親方と話をしている間は長く休憩が取れたりもします(笑)
結局やることは一緒なんですが、それが結構いいみたいです。差し入れをすることで何が一番いいかというと、話がしやすくなってコミュニケーションが円滑に進むこと、これがすごくでかい。
コミュニケーションが取れると、言いにくいことでも言いやすくなる。指示がしやすくなるんです。結構無理なお願いも聞いてくれます。次回に頼むときも優先して日程を空けてくれたり、気分良く動いてくれます。
何もなくてもこれだけの優遇を受けれます。そして何かあったとき、一番効果が発揮されます。施主(お客さん)から、工事が完了した後に、もっとこうして欲しいと言われたときにお願いしやすかったり、工事内容にはないことを言われたときに、無償でやってくれたりします。普通に考えると追加料金が発生するところをです。
たった缶コーヒー1本130円のものを差し入れするだけで、こうもやりやすくなるってスゴイって思いませんか?ぼくは超有意義なお金の使い方だなって思います。しかも安い金額で最大限の効果を発揮しています。
予想をしていないことは効果的
差し入れをしてもらえるとは思っていなくて、してもらうとやっぱり嬉しいものですよね。特に寒くて体が冷え切っているところにホットコーヒーの差し入れとか嬉しいです。そういうときって金額じゃないんですね、その人のことを考えられているかどうか。気遣いができているかです。ここをしっかり考えると、人間関係がスムーズにいきます。
よく聞く話だとは思いますが、貧乏でその日暮らしをしている人がいてお金が全くないときに、ご飯をおごってもらったことを感謝してもしきれないほど恩があるって思って、その後お金持ちになって恩を返しにくる。なんて話。
困っているときに助けてもらうと、何ものにも代え難い感謝ってあると思います。このご恩は一生忘れませんっていう言葉がぴったりなシチュエーションです(笑)あまりやりすぎると効果はないですし、狙いすぎてもバレバレになりますので、適度な感じで実践してみてください。
あ、もちろん自腹でですよ。そして冬はホット、夏はアイスでね!
まとめ
ぼくが実践していることを書いてみました。試してみる価値があるのが上司に缶コーヒーをおごるっていうのはかなり効果的だと思います(笑)費用対効果最高ですよ?頭の片隅にでも置いておくといいかもしれませんね。こうやって色々と考えるのっておもしろいですねー!
ゆるくいこー。
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